不動産のちょっとした小咄 結露

こんばんは。

エステート部永田です。

先日お話した結露の問題。

今日はどうしたら結露を防ぐ、或いは少なく出来るのか、といったお話です。

結露が起きやすい場所・・・

マンション
・サッシまわり
・北側の壁
・暖房していない部屋

一戸建て
・サッシまわり
・押入れの中
・全階の外気に接する壁
・1階の室内壁の床に近い部分

結露は、「温度」「温度差」「湿度」などが原因という事でした。

こいつらを上手くコントロール出来れば良い訳ですね。

ただそれがなかなか難しかったりするのですが有効と思われている対策をまとめてみました。

・換気

窓を開けたり、換気扇を使う事によって室内の湿気の高い空気を逃がす事で結露を防ぎます。

物件によってはお風呂の換気扇は24時間強制換気になっている所もありますね。

そうでない物件も結露の多くなる時期は常に換気扇を作動させる事が有効です。

・除湿

除湿機を使って部屋や押入れの湿度を下げる方法です。

・暖房器具

石油ストーブやファンヒーターなどの燃焼系の暖房器具は、水蒸気を発生させ結露の大きな原因の1つと言われています。

エアコンやオイルヒーターなど非燃焼系の暖房器具にするのも結露防止になります。

・二重サッシ

現在あるサッシの内側にもう一枚サッシを取り付ける方法です。

断熱性が向上し結露防止になると言われ防音効果も期待できます。

私達で管理させて頂いている物件でも昨冬に結露対策として二重サッシを取り付けて頂いた物件がありました。

CIMG0998.JPGCIMG0999.JPG

現在募集中のこちらの物件です。↓↓↓

https://www.321151.jp/detail/16606/

前入居者の方に伺ってみた所、取り付け後、結露はあまり見られなかったとの事。

効果はなかなかあるようです。

結露の対策は入居中の方々にご対応頂かなければならない部分が多いのですが

建物を提供する家主様や我々管理会社も設備の強化として考えなければなりません。

放置してしまうとカビやダニの原因にもなります。

これからの時期、大変ですがしっかりとした結露対策を。

それではまた。

 

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