こんばんは。
エステート部の永田です。
ブラックホールってなんだろう?そう思った事ありませんか?
僕はですね、しょっちゅう思っていました。
宇宙にはでっかい穴があって、なんでも吸い込んでしまうらしい、とか。
その穴を通ると別の宇宙や次元に辿りつける、とか。
宇宙人のいる惑星につながっている、とか。
学校の帰りにお化けの怖い話と同じようなテンションで盛り上がっていました。
そんな訳で今日はブラックホールのお話。
ブラックホール、なんだか穴っぽい名前ですが・・・
実は、彼らもまた立派な天体です。そう我々の地球と同じ天体なんですね。
極めて高密度かつ大質量で、強い重力の為、物質だけでなく光さえも脱出する事が出来ない天体、だそうです。
光さえも脱出出来ないという事はですね、見えません。
つまりブラックホール自体を画像なんかで捉えたり観測することは不可能なんですね。
しかしながら他の天体との相互作用を介して間接的な観測が行われてます。
難しいのですが・・・
「あの辺には他の天体にとても大きな影響を及ぼしていそうな重力場があるぞ、と。
じゃあブラックホールがあるっぽいよね・・・」 となる訳です。
ブラックホールのある場所は周囲の星々の輝きに対して真っ黒に穴が開いたように見えるそうです。
なので、直接みる事は出来ないけれども、そこに存在するのは解るという訳です。
そしてそして、このブラックホールさんはとても大きな天体がいわゆる「死」を迎えた姿だと言われています。
星にはですね、我々人間と同じように寿命があります。
天体の中には恒星、自らが光を放つ星達がいます。太陽みたいな星です。
この恒星の中でもとりわけ大きな質量の恒星が寿命を迎えると、超新星爆発という大爆発を起こして死んでいきます。
その後に残った恒星の核の部分が収縮して収縮しきって出来るのがブラックホールなんです。
恒星は恒星でも全部が超新星爆発を起こしてブラックホールになる訳ではありません。
とりわけ大きな質量の恒星だけがブラックホールとなります。
では我らが太陽さんはどうか?というとですね、超新星爆発はしません。これをするには質量が小さすぎるのだそうです。
だからブラックホールにはなりません。良かったですねぇ。
太陽が「死」を迎えるとどうなるか・・・これはまた別の時にしましょうか。
太陽で小さすぎるなんて、どんなんでしょう?
想像もつきません。でもこういった途方もないスケールの事を妄想するのが宇宙の面白い所な訳です。
調べれば調べる程理論は難しく、複雑になっていきますが・・・
次回は何を調べましょうか。
いや~眠れなくなりますね。