こんばんは。
エステート部のナガタです。
本日はちょっと真面目なお話。
今回の全国高校サッカー選手権は富山第一高校の優勝で幕を閉じましたね。
この富山第一さん、強豪校が全国から優秀な選手を集めてチームを作っていく中で
スタメン11人中10人が地元富山出身の選手だそうです。監督さん曰く敢えて地元の選手で勝負したい、という思いがあるようです。
このチームで高校サッカーの選手育成も変わるんじゃないか、なんて事も話されているそうです。
なんとも気概のあるチームだなぁと思ってしまいますね。
そんな中我らの地元、松本の松商学園が3回戦まで進むという活躍を見せてくれました。
このチーム、その活躍と共に実はかなり話題になっていました。
それはですね「ボトムアップ理論」というスポーツの世界でも珍しい手法をとっていたからです。
「ボトムアップ理論」、どんな手法かといいますと、選手たちがすべてを決め、監督コーチは選手を信頼して任せるという手法です。
すべてを決める、通常の練習メニューも大会登録メンバー、スターティングイレブン、ゲームプラン、試合中の交代など、全てです。
これ、スゴイことなんです。自分たち仲間で誰を登録して、誰を外すかを決める訳です。酷ですよ、酷。
そして試合の監督はメンバーから外された選手が務めるそうです。相当な葛藤が選手達にはあると思うのです。
それでもチームは練習中でも笑いの絶えない、抜群のチームワークを誇るそうです。
監督さんは選手達に言います。「君達が判断して、君たちが行動しなさい」と。
選手たちは考えて考えて考えた訳です。どうしたら強くなれるか、どうしたら上手くなれるか。
それが大きく彼らを成長させ、今回の結果に繋がった訳です。
いやー素晴らしい。
これって我々社会人にもまったく当てはまると思うのです。見習わないといけません。
仕事をしていく上で同じ事が言えるんじゃないかと。
彼らは社会に出たらきっといい仕事をします、きっと。
自ら考える事で人は成長する。そんな事を改めて松商学園の高校生から教えてもらいました。
この試みは大会後もまだまだ続けるようです。
地元松本のチームが活躍し大きな話題になるなんて嬉しいですね。
なんか、イイコト書いた気がします、今日は。
それではまた。