こゝろ
「こゝろ」は大正3年に刊行された夏目漱石の代表作。
中学だったか、高校だったか、国語の教科書にも採用されていました。
先生と私、2人の交流を描いた作品。
ウィキペディアによると、
「人間の深いところにあるエゴイズムと、人間としての倫理観との葛藤が表現されている」
だそうですが、そんな小難しい事を考えなくても、単純に面白い。
漱石や太宰治、芥川龍之介、武者小路実篤、川端康成、小林多喜二、島崎藤村。
大学受験のこの文学の範囲はもう嫌で嫌で。
誰が何年にどうだとか、この人の作品は何派なんだとか。
今やそんな事はどうでもよくて。
単純に、読み物として読むと面白いですね。
冒頭部分でグッと引き込まれる作品が多かったりします。
今更ですが、ちょっとですね、面白いですよ、日本文学。