5年
3月11日。
あれから5年です。
東日本大震災は2011年3月11日14時46分18秒に発生。
マグニチュードは日本周辺における観測史上最大の9.0。
震源は岩手県沖から茨城県沖までの南北500㎞、東西約200㎞のおよそ10万㎡と広大。
最大震度は宮城県栗原市の震度7。
津波は波高10m以上、最大遡上高40.1m。
15,895人の方が亡くなり、未だに2,561人の行方がわかっていません。
また現在も70人を超える方の遺体の身元がわかっていないそうです。
この時期、色々な媒体で震災の記事を見ます。
現地ではまだまだ復興は進まず、
震災の遺構を残すか、壊すかなどの議論も様々な場所でなされています。
観光で来る若者が、津波に襲われた旧市庁舎の前で笑顔で記念撮影をしている姿を
地元の方々が複雑な思いで見ているそうです。
僕も大学の時の先輩を震災で亡くしました。
東北出身らしい、素朴な人柄で、
皆から慕われ、バスケットは下手だったくせにキャプテンでした。
遠く離れた場所でこれまで通り暮らしている私達には
本当の意味で被災地の方の気持ちに寄り添う事は難しいのかもしれませんが
それでも、何か出来やしないかと思ったりするわけです。
あの日起こったことを忘れないこと、まずはそこからでしょうか。